彼女の両親に挨拶する時のマナーは？手土産の選び方や話す内容について

2021年01月14日

結婚前に彼女の両親に挨拶するときは、事前準備や当日の流れ、マナーなどを確認しておくことが大切です。あまりにもマナーが悪いと、結婚を反対される恐れがあります。彼女を悲しませないためにも、彼女の両親への挨拶は必ず成功させましょう。ここでは、彼女の両親に挨拶するときのマナーや手土産の選び方、話す内容などを詳しくご紹介します。

彼女の両親に挨拶する前の準備

彼女の両親に挨拶する際には、次の準備が必要です。

1.日程調整

彼女の両親に挨拶する日を調整しましょう。自分と彼女、彼女の両親の都合がつく日の中から、候補日を提案してください。彼女の両親が現在も働いている場合、なかなか日程が合わないかもしれません。

日程がどうしても合わない場合は、夜に伺うことは可能か確認しましょう。結婚の挨拶と言えば、日中をイメージするかもしれませんが、夜に挨拶に伺うことは失礼にあたりません。

2.手土産を準備する

彼女の両親に挨拶するときは、必ず手土産を持参しましょう。彼女の両親の好きなものを選ぶことで、歓談のときの話題になります。ただし、せんべいのような割れるものは、結婚の挨拶には適していません。

3.話す内容を考える

彼女の両親への挨拶の内容や伝えることを考えておきましょう。結婚式は挙げるのか、新婚旅行には行くのかなど、結婚に関する内容を質問されるはずです。また、結婚によって仕事に変化はあるのか、子供は考えているのかなど、一歩踏み込んだ内容も質問される場合があります。

彼女の両親に挨拶する当日の流れと注意点

彼女の両親に挨拶するときの流れをシミュレーションして、当日に緊張しないようにしてください。それでは、彼女の両親に挨拶する当日の流れと注意点をご紹介します。

1.実家に5分前に到着する

彼女の実家には、約束の5分前頃に到着しましょう。彼女の両親も人に会うための準備をするため、早すぎる時間に到着することはマナー違反です。もし、到着が5分以上遅れる場合は、必ず電話で連絡しましょう。

到着したらインターホンを鳴らし、「○○です。ご挨拶にお伺いしました。」言います。「おあがりください」と言われたら、靴を脱いで家にあがりましょう。コートは玄関の前で脱ぐことがマナーです。

また、彼女の両親が玄関に出迎えてくれた場合は、靴を脱ぐときに背中を向けないように注意しましょう。

2.手土産を渡す

座る前に、持参した手土産を渡してください。そのときに、「よろしければお召し上がりください」や「○○さんのお父さんの好物と伺いましたので」などと一言そえましょう。

3.適切な場所に座る

彼女の両親に座るように促されてから着席します。座る場所を指定されない場合は、出口に近い下座に座りましょう。座るときは、「失礼いたします」と一言そえると丁寧な印象を与えられます。

5.結婚したい旨を伝える

着席したら、さっそく結婚したい旨を伝えてください。「本日改めて、○○さんとの結婚をご了承いただきたく、ご挨拶に参りました」と言いましょう。彼女の両親に結婚を了承してもらえたら、歓談の時間に入ります。

6.帰路につく

結婚の挨拶の時間は、2～3時間が目安です。「そろそろ失礼いたします」と切り出し、「本日はお忙しい中、お時間をお作りいただきありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。」などと挨拶をしてから帰路につきましょう。

7.お礼の電話をする

無事、自宅に到着したら、彼女の両親に電話でお礼を伝えましょう。電話に出ない場合は、折り返しを待ちます。何度も電話をかけるのはマナー違反ですので避けてくださいね。

彼女の両親に挨拶するときの注意点

彼女の両親に挨拶するときは、次のことに注意しましょう。

NGワードを避ける

結婚の挨拶のときにやってしまいがちなのが、まだ結婚していないのに「お義父さん、お義母さん」と呼ぶことです。必ず、「○○さんのお父さん、お母さん」と呼びましょう。また、「娘さんをください」という言い方も彼女を物扱いしていると捉えられる恐れがあります。

全ての質問に回答できるように準備しておく

何を聞かれても答えられるように、質問の内容を推測しておきましょう。例えば、以前に彼女の両親に会ったときに無職だった場合は、現在の勤務先や雇用形態を質問されるはずです。彼女の両親を安心させるために、収入を安定的に得ていることを伝えましょう。

また、一般的に収入が不安定とされる自営業者の場合は、さらに掘り下げて質問される可能性があります。

まとめ

彼女の両親への挨拶に失敗すると、一気に印象が悪くなる恐れがあります。良識のある人間だということが伝わるように、当日のマナーには十分に注意しましょう。彼女の両親に結婚を了承してもらえるかどうかは、男性側の対応にかかっています。緊張しやすい方は、実家に到着してから帰路につくまで何度もシミュレーションしておくことをおすすめします。