結婚式で喜ばれる引き出物とは?金額相場からNGなギフト
結婚式に参列してくれたゲストには、少しでも喜ばれる引き出物を贈りたいところでしょう。しかし、引き出物の選び方を間違えると、不快感を与えてしまう恐れがあります。そこで今回は、結婚式で喜ばれる引き出物とNGなギフト、さらに金額相場について詳しくご紹介します。
引き出物とは
引き出物とは、結婚式に参列したゲストに対し、感謝のしるしとして贈るギフトのことです。古来では、祝い事のときに「馬を引き出して見せる」という風習があり、「引き出物」の語源になったといわれています。
現代における引き出物は、単なる贈り物ではなく、「いただいたお祝いに対するお返しの品」です。そのため、いただいた贈り物やご祝儀の価値・金額に応じて、引き出物を選ぶ必要があります。
引き出物の数と組み合わせ方
引き出物の品数は、メインの贈り物に菓子類、縁起物を加えた2~3品です。ただし、引き出物の数に明確なルールはなく、現代では1品のみのケースも少なくありません。また、割り切れる数字に対して演技の悪さを感じる方もいるため、ゲストによっては奇数の品数の引き出物を用意しましょう。
引き出物の金額の相場
引き出物の金額に相場は、いただいた贈り物の価値やご祝儀の金額の約15%です。例えば、ご祝儀3万円をいただいた場合は、引き出物すべて合わせて5,000円程度になるように選びましょう。
ゲストに喜ばれやすい引き出物5選
引き出物を贈ろうにも、どのようなものを選べばよいか迷う方は多いのではないでしょうか。そこで、ゲストに喜ばれやすいといわれている引き出物を5つご紹介します。
カタログギフト
カタログギフトは、ゲストが自分でほしい商品を申し込んで受け取れる引き出物です。家具や家電、子供のおもちゃ、お菓子、ブランド牛肉、ご当地グルメなど、さまざまなギフトが掲載されています。そのため、「引き出物をもらったけど自分が欲しいものではなかった」という事態を防げます。
カタログギフトには申し込み期限があるため、ゲストに忘れずに伝えましょう。
小さな食器・カトラリー
小さな食器やカトラリーは、どのような家庭にも喜ばれやすいギフトです。大皿は収納場所に困る可能性があるため、必ずコンパクトな食器やカトラリーを選びましょう。高級ブランドの食器やカトラリーでも、小さいものであれば引き出物の相場内で購入できる可能性があります。
ハンカチやタオル
ハンカチやタオルは、汗をふくとき、体を洗うときなどに便利なため、喜ばれやすいギフトと言えます。ただし、ノーブランドのタオルやハンカチは粗品のイメージがあるため、有名ブランドのハンカチやタオルを選びましょう。
洋菓子
クッキーやマカロンなどの洋菓子は、好き嫌いに左右されにくいため、多くのゲストに喜ばれるでしょう。ただし、卵や小麦粉にアレルギーがあるゲストがいる場合は、避けてくださいね。そのゲストにだけノンエッグや米粉など、アレルギー対応の洋菓子を贈るのもよいかもしれません。また、ケーキのような生ものは持ち帰るのが大変なうえに、保冷の問題もあるため、引き出物には適さないでしょう。
新郎新婦ゆかりの品物
新郎新婦の実家が製造している伝統工芸品、特産品などを贈るのもおすすめです。結婚式の印象が強く残ることで、新郎新婦への祝福の気持ちが長く続くでしょう。ただし、贈り物によっては相場を大きく上回る可能性があります。あまりにも高級な品の場合は、別のものを選んだ方がよいでしょう。
避けた方がよい引き出物の例
新郎新婦がどれだけ一生懸命に引き出物を選んでも、ゲストに不快感を与えたり苦労をかけたりするケースがあります。次のような品は、引き出物に相応しくないでしょう。
大量の食器など重いもの
大量の食器のような重いものは、持ち帰るのが大変です。遠方から結婚式に参列してくれたゲストにとっては、さらに負担が大きくなります。感謝の気持ちは、引き出物の量や重さなどとは無関係のため、持ち帰りやすいものを選びましょう。
名前入りのもの
食器やカトラリーなどにゲストの名前を入れると、処分に困る恐れがあります。引き出物を長く大切に使ってもらいたいと思っていても、処分に困るようなものは贈らないことがマナーです。
安すぎるカタログギフト
カタログギフトの値段は、贈り物やご祝儀に応じて決めることが大切です。1,000円や2,000円など安すぎるカタログギフトは、かえって失礼にあたります。
生花
生花は持ち帰るのが大変なうえに、一週間ほどで枯れてしまいます。枯れた姿を見ることで、新郎新婦の明るい未来をイメージしづらくなる恐れもあるため、引き出物としては相応しくありません。
まとめ
結婚式でゲストに感謝の気持ちを伝える引き出物は、金額の相場やギフトの性質を踏まえて選びましょう。大阪の本町にあるレストランウェディングの「mitte」では、引き出物のアドバイスを含め、新郎新婦をトータルサポートしております。一生に一度のオリジナリティあふれるレストランウェディングをご検討の方は、まずはお気軽にご相談ください。
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