模擬挙式とは？参加するメリットや当日の服装・持ち物を解説！

2021年08月20日

結婚式を開くことを検討しているカップルは、模擬挙式に参加してみてはいかがでしょうか。模擬挙式に参加することで、結婚式のイメージがつきやすくなり準備しやすくなるでしょう。ここでは、模擬挙式の内容や参加するメリット、当日の服装や持ち物などについて詳しくご紹介します。

模擬挙式とは

模擬挙式とは、本番と同じ流れで挙式を行うことです。ブライダルフェアの一環として専属モデルが新郎新婦に模して挙式を行うケースが多いでしょう。模擬挙式は頻繁に行われるものではないので、参加を検討している方は式場のスケジュールをチェックしておいてくださいね。

模擬挙式の所要時間

模擬挙式の所要時間は30～45分程度です。新郎新婦の入場から誓いの言葉、指輪の交換、退場まで結婚式と同じように行います。また、ブーケトスのような必須ではないイベントも行われるので、これだけ多くの時間がかかります。

参加するメリット

模擬挙式に参加するメリットは、実際の結婚式の流れを知ることで本番当日のイメージがわきやすくなることです。結婚式に対する緊張が和らぐ場合もあるでしょう。また、ミスが起こりそうな箇所などがわかることで、どのようなことに注意すべきかがわかります。

そのほか、思っているよりも収容人数が少なかった、席から見ると素敵に思えなかったなど、ネガティブな気づきもあるかもしれません。結婚式場を選ぶ際の検討材料としても役立つでしょう。

模擬挙式でチェックしておきたいポイント

模擬挙式に参加する目的は、より良い結婚式を挙げるための情報収集です。そのため、何も考えずに模擬挙式に参加すると、役立つ情報を得られないまま終わってしまいます。そこで、模擬挙式でチェックしておきたいポイントを3つご紹介します。

当日の挙式をイメージする

模擬挙式に参加する際は、当日の挙式をイメージしましょう。実際に2人が新婦の前で指輪の交換や誓いの言葉などを交わしているのをイメージすることで、模擬挙式に参加するメリットを得られます。

また、「ここで特別な演出がしたい」、「ブーケトスではこのように盛り上げたい」など、さまざまなアイデアが思い浮かぶでしょう。

イメージ通りの演出を実際に行えるかどうか考える

会場によって行える演出が異なるため、実際に演出ができるのかどうか考えましょう。例えば、広々とした教会で結婚式を挙げたいと考えていても、実際に模擬挙式に参加すると思っているほど広くないと思う可能性があります。また、野外でブーケトスを行いたいと思っても、屋根があって開放感が今ひとつな場合もあるでしょう。

このように、結婚式場を選ぶ際のミスを防ぐためにも、イメージ通りの演出を行えるかどうかはチェックしておくことが大切です。

会場の収容人数

会場の収容人数がゲストの人数に合っているかどうかチェックしましょう。パンフレットに○○人と記載されていても、実際にはもっと少ない場合があります。特に、新型コロナの影響でソーシャルディスタンスが推奨されている昨今では、席の間隔を空けることで実際の収容人数よりも少なくなるでしょう。

上司や同僚、友人、親族などの人数を把握した上で、結婚式場の収容人数をチェックしてみてください。

模擬挙式の服装

模擬挙式の服装に指定はなく、普段着で問題ありません。あくまでも、結婚式場選びの段階で式場の雰囲気を知ってもらう、結婚式のイメージを持ってもらうことが目的のため、参加者に何らかの制約を設けることはしていないのです。

ただし、ジーンズやジャージ、サンダルなどのラフな格好はマナー違反になるので注意しましょう。

模擬挙式の持ち物

模擬挙式に必ず持って行くべきものはありませんが、次のようなものを持って行くと何かと便利です。

カメラ

結婚式場の雰囲気やデザインなどを記録するのに役立ちます。スマートフォンのカメラで十分ですが、シャッター音を鳴らしてはいけません。シャッター音を消せない場合は、比較的音が小さいデジタルカメラを持って行くとよいでしょう。

メモ帳と筆記用具

模擬挙式への参加中には、さまざまなアイデアが思い浮かぶ可能性があります。メモ帳に書き留めておくと、後で演出を考えるときに役立ちます。スマートフォンのメモ帳機能でも代用できますが、模擬挙式とは言え挙式中にスマートフォンを頻繁に操作するのは、あまり印象が良いとは言えません。

まとめ

模擬挙式に参加することで、本番当日のイメージがわきやすくなります。イメージ通りの演出ができるのか、収容人数に問題はないかなど、本番の結婚式の成功率を高めるためにさまざまな観点からチェックしましょう。また、服装のマナーを守ると共に、スマートフォンやメモ帳、筆記用具などを忘れないようにしてくださいね。