結婚式のカメラマンへの依頼料の相場は？料金を抑えるポイントもご紹介！

2021年09月17日

結婚式のカメラマンへの依頼料が気になる方は、相場をチェックしておきましょう。相場よりも高い料金がかかる場合は、その根拠を十分に確認したうえで、依頼するカメラマンを選ぶことが大切です。ここでは、結婚式のカメラマンの依頼料の相場と料金を抑えるポイントについて詳しくご紹介します。

カメラマンへの依頼料の相場

カメラマンへの依頼料の相場は、17万～25万円程度です。カメラマンは自由に料金を設定できるので、依頼が殺到するようなカメラマンの場合はさらに高額になる可能性があります。料金とカメラマンの技術は必ずしも比例しないため、料金と見合わないと思われる場合は依頼しない方がよいでしょう。

ビデオ撮影の依頼料の相場

ビデオ撮影の依頼料の相場は、18～23万円です。写真撮影と同じく料金を自由に設定できるため、カメラマンによってはさらに高額となります。写真撮影とビデオ撮影の両方を依頼する場合、合計40万円近い費用がかかります。

撮影関係の料金が決まる要素

カメラマンの写真撮影やビデオ撮影の料金は、次の要素で決まります。

撮影するシーンの数

結婚式の写真撮影は、基本的に最初から最後まで続けます。この場合、結婚式の写真撮影一式として、最初から最後までの料金を設定しているカメラマンもいるのですが、中には場面ごとに料金を分けている場合もあります。

例えば、挙式、披露宴、お見送りなど、複数の場面ごとに料金が設定されていたり、挙式から披露宴一式、挙式からお見送りまで一式など、複数の場面でセット料金を設定していたりします。最初から最後まで撮影を依頼する場合、それだけ料金が高額になります。

集合写真の有無

結婚式の写真撮影の基本料金には、集合写真の撮影が含まれていない場合がほとんどです。集合写真は、建物の2階から見落とすように撮影するなど、工夫をこらす場合が多く、それだけ料金が高くなります。

焼き増し

結婚式の写真撮影の枚数は、あらかじめ決まっている場合があります。規定を超えて撮影した写真や焼き増しする写真には別料金がかかります。枚数に制限があるかどうかは、必ず事前に確認しておきましょう。重要な写真を受け取るために別料金がかかるといったトラブルが起きる恐れがあります。

撮影場所

結婚式場の中であれば基本料金で撮影できるケースがほとんどです。しかし、フォトスポットで撮影する場合は別途料金がかかるケースがあります。フォトスポットで撮影したい場合は、オプション料金がかかるかどうか事前に確認しておきましょう。

カメラマンへの依頼時にチェックするポイント

カメラマンに写真撮影やビデオ撮影を依頼する際は、次のポイントを確認しましょう。

撮影の詳細を確認する

撮影の内容と料金を照らし合わせる必要があるため、撮影枚数や撮影の開始時間と終了時間、データの受け渡しの形式などを確認しましょう。撮影枚数に対して料金が高い、撮影時間に対して料金が高いといった場合は注意が必要です。また、撮影データを渡してもらえない、1年後にようやく渡してもらえるような場合、料金がある程度安くなくてはなりません。

撮影データを渡してもらえないのに焼き増しの料金が高い場合は、他のカメラマンを選んだ方がよいでしょう。

基本料金とオプション料金を明確に分ける

基本料金とオプション料金の区別がついていないことで、料金トラブルが起きるケースがあります。撮影枚数50枚以上は1枚100円のオプション料金が発生、フォトスポットで撮影は追加料金1万円発生など、料金を確実に把握しましょう。

撮影関係の料金を抑えるときのポイント

結婚式の撮影関係の料金を抑えるには、次のポイントを押さえる必要があります。

部分的に友人に依頼する

友人に写真撮影やビデオ撮影を依頼すれば、プロのカメラマンに依頼するよりもコストを抑えられます。重要なシーンはプロに任せて、歓談の時間や集合写真などは友人に任せるなど、担当の分け方に注意しましょう。

歓談の時間の撮影を控えめにする

歓談の時間に会場内をまんべんなく撮影する場合がありますが、撮影枚数をできるだけ抑えるのがおすすめです。新郎新婦と学生時代の友人、会社関係者などとの集合写真以外は、それほど必要とは言えないのではないでしょうか。

もちろん、他のシーンの枚数を減らすことも可能です。新郎新婦にとって、重要なシーンとそれほど重要ではないシーンを見極めましょう。

まとめ

結婚式の写真撮影やビデオ撮影をプロに依頼すると、40万円程度の費用がかかります。余計な費用がかからないように、料金や撮影枚数などをチェックしておきましょう。また、できるだけ費用を抑えたい場合は、部分的に友人に任せるのもおすすめです。写真撮影やビデオ撮影は結婚式の思い出を残すための重要なものですので、妥協しすぎないようにしてくださいね。