結婚式場の費用はいつ支払うの？支払い時期と事前準備のポイント

2021年10月26日

結婚式場の費用をいつ支払うのかがわからない場合、支払日までに費用の準備が間に合わない恐れがあります。結婚式場の費用にはいくつかの種類があります。ここでは、結婚式場の費用の種類とそれぞれの支払時期を紹介するとともに、費用の事前準備のポイントについて解説します。

結婚式場の費用の種類

結婚式場の費用には、次の種類があります。

内金

内金とは、結婚式場の利用を正式に申し込み、契約を締結する際に支払うお金です。相場は5万～20万円程度と式場によって大きく異なります。クレジットカードや電子マネーを使用できず、現金払いのみの式場が多い点に注意が必要です。内金は、最終支払に充当されるので、式場の費用とは別にかかるわけではありません。キャンセルした際は違約金として扱われ、返金されないケースが多いです。

ただし、式場によってキャンセルに関する取り決め内容が異なるため、内金の取り扱いやいつまでにキャンセルすれば内金が返ってくるのかなどを確認しておきましょう。

中間金

中間金は、結婚式の日の2ヶ月～数週間前ぐらいに支払うお金です。結婚式の総費用の一部を支払うものですが、半額程度を支払う場合もあるので事前に確認しましょう。契約時に中間金の有無を確認しておき、期日に間に合うように費用を準備してください。

最終支払い

最終支払いは、結婚式の費用から内金と中間金を差し引いて残った金額を支払うことです。支払のタイミングは式場で異なり、挙式後に支払うケースもあれば挙式の10日～1週間ほど前までに支払うケースもあります。最終支払は挙式が終わってしばらく経ってからと思い込み、費用を用意できなかったという事態に陥らないよう注意が必要です。

支払方法は現金やクレジットカード、銀行振り込みなどです。現金払いのみの式場もあるので、事前に確認しておきましょう。

当日精算

最終支払いの他に、結婚式の当日に清算する費用もあります。ゲストの着付けやヘアメイク、当日に急遽必要となった演出や飲食、衣裳などの費用が含まれます。当日に現金払い、翌日以降に銀行振り込みなど、式場によって支払いのタイミングが異なるため事前に確認しておきましょう。

結婚式の費用の用意が厳しい場合におすすめの式場

結婚式の費用を期日までに現金で用意するのが難しい場合は、クレジットカード払いや分割払いを利用できる式場を選びましょう。クレジットカードは、当月中に締日があり、翌月以降に口座から引き落とされます。

そのため、引き落とし日までに費用の全額を口座に振り込めばよいのです。また、分割払いができる式場は、利息がかかるものの一度に多額の費用を支払うことを免れられます。そして、費用の支払うタイミングは前払いよりも後払いの方がよいでしょう。前払いだと、費用の準備期間が短くなるため、結婚式の間近になって費用を支払えず、強制的にキャンセルになるリスクがあります。

後払いであれば、費用の準備期間が長いうえに、結婚式がキャンセルになるという最悪の事態を防げます。また、費用にご祝儀を宛てることも可能です。もちろん、後払いだからと言って支払いに遅れたり踏み倒したりしてはいけません、

下見の際にチェックしておきたい支払関連の確認事項

結婚式の下見の際には、内金や中間金、最終支払金、当日清算などの支払方法とタイミングを確認しましょう。また、キャンセル料が発生するタイミングや内金の扱い方、振込先口座、追加で発生しそうな料金とその相場なども確認しておくと安心です。

結婚式費用の準備のポイント

結婚式費用を準備する際は、次のポイントを押さえましょう。

お互いの貯蓄と親族からの支援額を計算する

結婚式費用は、お互いの貯蓄と親族からの支援額から捻出することが一般的です。結婚式費用のためにローンを組む場合でも、まずは手持ち資金を計算しましょう。手持ち資金よりも大幅に高いローンを組むと、返済に困る恐れがあります。

予算よりも若干安い結婚式を予定する

手持ち資金から結婚式の予算を計算しましょう。ポイントは、予算よりも若干安い結婚式を計画することです。当日に急遽追加された演出や食事などの影響で、予算を超えてしまうケースが少なくありません。予算を超えても問題なく支払えるように、予算よりも若干だけ安くなるようにゲストの人数や食事の内容、演出などを決めましょう。

まとめ

結婚式場の費用を支払うタイミングは、内金、中間金、最終支払いでそれぞれ異なります。式場によっても支払いのタイミングが異なるため、下見のときに確認しておきましょう。また、支払日に必ず間に合うように結婚式費用の準備を計画的に進めることが大切です。